DeepSeek V4-Flash-Vision-Exp が dsh v0.1.1 に入った
DeepSeek が V4-Flash と同額のビジョンモデルを出し、dsh v0.1.1-rc.1 は対応と Bubblewrap サンドボックスエスケープの修正を同時に入れた。
8月21日、DeepSeek は数時間違いで2つ出した。一本の話: API 上のビジョンモデルと、それを動かせる dsh のリリース。
先にアップグレード: サンドボックスエスケープが直った
v0.1.1-rc.1 は Bubblewrap サンドボックスエスケープ を直した — 閉じ込められたプロセスが /proc/<pid>/root 経由で制限を迂回できた。信頼できないコードの外側に Bubblewrap サンドボックスを巻いて dsh を走らせているなら、暇なときに上げるのではなく今上げる理由がこれ。
ローンチ以来、初めてのバージョン番号の繰り上げでもある: これまでのリリースは全部 0.1.0 のリリース候補で、これが 0.1.1-rc.1。
ビジョンモデル
deepseek-v4-flash-vision-exp。実験版、1M コンテキスト。
- テキスト: DeepSeek 曰く、V4-Flash と同等。
- ビジョン: 視覚エージェントベンチではテキスト専用 Flash を大きく上回る — DeepSeek 自身の言い方では Opus-4.8 に近い。
- 価格: V4-Flash と同額。ビジョンに上乗せはない。
| 100万トークンあたり | ピーク | オフピーク | | --- | --- | --- | | 入力(キャッシュヒット) | $0.014 | $0.007 | | 入力(キャッシュミス) | $0.44 | $0.22 | | 出力 | $1.32 | $0.66 |
ベンダー公表のベンチ: Terminal Bench 2.1 83.9(V4-Flash は 82.7)、DeepSWE 59.3、DSBench-Hard 63.6、Chartography 64.3、ZeroBench (Pass@5) 35.0、Agents' Last Exam 27.3。
覚えておくべき但し書きが2つ。数字は DeepSeek 自前で、誰も再現していない。そして Exp は実験版 — 安定性の約束はなく、実験エンドポイントこそ引っ込められる側。
dsh から使う
v0.1.1-rc.1 の DeepSeek アダプタがこのモデルを載せているので、アップグレードすればモデル選択に出る。配管はすでにあった: rc.8 でネイティブ画像リクエスト、/goal と /plan の画像入力、@ メニューでのファイルとセッション参照が入っている。モデルが来る時点で、UI はすでに絵を渡せる。
v0.1.1-rc.1 の残り
- コンポーザで
@参照の前のテキストを編集するとレイアウトが崩れる不具合を直した。 - 会話の Markdown テーブルがレスポンシブに。99.x% 帯のキャッシュヒット率は実精度で出す。サブエージェント会話ヘッダのナビ。
ask_user_questionの回答が複数行を受け付ける。折り返しあり、改行はShift+Enter。
ローンチ以来のペースはだいたい2日に1 RC: 17日の rc.7、19日の rc.8、21日がこれ。